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負債を抱えてしまうたった一つの理由とは?
By 松下誠
2007年12月:松下誠氏のメルマガより転載
今日からの一週間はクリスマス前の一週間なので注意深く見ていきます。
今週一週間で何も動きが起きなければ、来週以降は値動きが小さくなりやすいので、来週以降の暴落、暴騰の可能性も低くなります。 ですので、今週については少し注意深く見ていきます。
今現在、含み損を抱えている人から、この負債を抱えながら来年を迎えたくないのだけど、どうすればいいでしょうか? といった相談をちらほら受けています。2008年を一からフレッシュな気持ちで迎えたいけど、負債があって、新しい投資がなかなかできないからというのが、理由です。
とても答えにくいのが正直なところですが、一つ言えるのはそう思う人が一定以上増えると暴落、暴騰が起きてしまう可能性が高くなるという事です。
つまり、今、負債を抱えている人だけ注意していればいい事ではありません。
株式でもそうですが、値位置を支えている一つの側面に負債を抱えている人が決済していないから、というのがあります。
そういう人たちが一斉に負債を手放したとき相場では大きな動きになりやすいです。
そしてそれは、1月、2月くらいまでその可能性は続く事もあります。ですから相場のそういった季節的な変化は起きやすい時期です。
そういった背景を踏まえて手放したいけどどうすればいいのか?というご質問に答えるとすれば、損失を抱えた状態で、よくないのは選択を先延ばしにする事だという事です。
新しい気持ちで投資をするために、、切るという選択肢を持つことはいい事です。それは自分の状態をつくり上げるには大切な事だからです。
メンタル面の安定は投資においても重要な要素の一つです。
ただ今すぐ切らなくても、自分の負債を相場に合わせて切ることができるメンタルの強さを持っているのであれば、今、決済しなくてもいつ決済をするかを決めて、再スタートをきればいいでしょう。
再スタートはいつも自分の心の中でできます。
自分の持っている通貨が、現在もずっと下がり続けているのであればいくらまで値段を落とすのであれば、損きりをするというように決めます。
そして今、値位置が少しずつでも戻しているのであれば、今すぐやる事はありません。値位置が戻っている間は、待てばいいでしょう。
値位置を戻している中で、方向がまた反転して戻さなかった場合の出口を持てばいいです。
今の時点で決めて腹をくくれば、心の負担は軽くなります。相場がどう動こうが迷わないからです。
多くの方が損失、利益の中で相場を見ていますが、本来的チャート上では入り口と出口があるだけです。
利益が乗れば利食い、損失が出れば損きりという言葉に変わるだけで、注文をする時が入り口で、決済する時は出口です。
大きな損失を抱えてしまうたった一つの明確な理由は出口戦略を持たずに、相場に入っているからです。
それに気づき、改善することができれば、再スタートは今日からでも開始できます。
今利益が乗っている人も、その利益を大きくするか、小さく終わらせてしまうかは、出口の明確なルールおよびその根拠を明確に作っているかどうかです。
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